CODESYS 開発環境(CODESYS Development System)をインストールしてみた

シーケンス制御

はじめに

産業用PLCのプログラミングに欠かせない「CODESYS」。
今回は、CODESYSの開発環境(CODESYS Development System)をWindowsにインストールする方法を、初心者にもわかりやすく解説します。


インストール方法

CODESYS Storeにアクセス&アカウント登録

CODESYSをダウンロードするには、「CODESYS Store」という専用サイトへの登録が必要です。

  • 個人利用でアカウントを作成する
    右下「Create Private Customer Account」をクリック
  • 必要事項を記入し、「Create Individual Customer Account」をクリック
  • 以下のメールが届くので、「Confirm Your Account」をクリック
    →メール認証ログインが完了する


インストーラをダウンロード

ログイン後、以下の手順で開発環境をダウンロードします。

  • 「CODESYS Development System V3」を検索
  • 「More Detail」ボタンをクリック
  • 「Download」ボタンをクリック
  • 使用許諾(License Agreement)を承諾(Accept)


インストーラを実行してセットアップ

  • ダウンロードした .exe ファイルを実行する
  • インストールウィザードにて「Install」ボタンをクリック
  • 「InstallShield Wizard 」ダイアログが出力されたら「Next」をクリック
  • 使用許諾に同意
    「I accept the terms in the license agreement」を選択後、「Next」ボタンをクリック
  • 「I have read the information」を選択し「Next」ボタンをクリック
  • インストール先はデフォルトでOK
  • Setup Typeはデフォルト設定(Complete)のまま「Next」ボタンをクリック
  • 「Install」ボタンをクリック
  • 「InstallShield Wizard Completed」ダイアログが出力されたら「Finish」をクリック

CODESYSを起動して確認

  • インストール後、スタートメニューまたはデスクトップから「CODESYS」を起動します
  • プロジェクト作成画面が表示されればインストール成功です!

実機と接続したい場合は?
Raspberry Piや三菱電機・オムロンなどのPLCと接続したい場合は、CODESYS Storeから各種「デバイスパッケージ」をダウンロードして追加インストールが必要です。


おわりに

CODESYSの導入は少しだけ手順が多いですが、慣れてしまえば簡単です。
次回はCODESYSでRaspberry Piを動かす記事も公開予定なので、ぜひチェックしてください!


SUZUME

20代機械メーカ所属の制御エンジニア。
読書を中心とした学習のインプットと、
仕事とブログ執筆でのアウトプットのサイクルを軸に活動。
「賢く楽しく」をもっとうに、
エンジニアライフを満喫することが目標です。

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社内外で評価されるエンジニアになる、ひいてはエンジニア人生を楽しくするためには、
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その重要性や効果の実感をブログに書いてみましたので、参考にしていただければ幸いです。

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